葬祭プランナーのホッと一息
国立の小さなお寺 “一妙寺”
自ら”敷居の低い小さなお寺 一妙寺” と称し頑張っているお寺が国立にあります。縁あってお葬式を手伝わせていただきましたがとても感動しました。
一番印象に残っているのは住職が親身になってご家族の話に耳を傾ける姿です。
お葬式というと心情的にも経済的にも家族の負担はとても大きなものです。その負担をいかに少なくするかが私達の一番大切な仕事なのです。
今回の祭壇は弊社が得意とする対面式にしました。故人様を中心に皆で取り囲みお互いお顔が見えるところに座って頂きます。もちろんお経を読むご住職のお顔もよく見えます。
好きだった緑の多い高原のお花畑をイメージしたのですが本堂にどうマッチするのか設営前は少し心配でしたがとても爽やかな感じで好評でした。
また仏式の葬儀となると意味がよく解らないままじっとお経を聴くということになるのですが一妙寺のお葬式は違います。どんな意味のお経を読んでいるのかが参列している人に解るように説明をしてくれます。ご住職が一言ひとこと目を合わせながらお話をしてくれるのですから尚更よく解ります。
例えば葬儀式のなかで引導を渡す場面があるのですがその時の住職の文言に引き込まれてしまいました。故人様に向かって「初めまして・・・」の自己紹介から始まりこの先ひとりで歩く道なりを優しく説明して下さったのです。難しい宗教用語ではないので見守るご家族も納得です。まさに ”ご導師” だなぁと感じた瞬間でもありました。
今更ながら気を引き締めてこの仕事に精進したいと思っています。これからも一妙寺のご住職にご指導いただきながら良いお葬儀ができるよう頑張りたいと思います。