葬祭プランナーのホッと一息

2015/05/04

湯灌について思いが少し変わりました

ゴールデンウイーク真っ只中ですが毎日仕事に励んでいます。この業界に入ってからは日曜も祭日もありませんが時にはカメラ片手に小旅行なんてしてみたいです!とはいえ事務所を空けることも出来ず、この機会に少し模様替えでもしようと書棚の整理を始めました。

葬儀の仕事を始めた頃一生懸命勉強した懐かしい本を開き改めて ‘あ~そうだった’ なんて思いながら読み返しています。関連法規に関しては随時勉強していますが事のいわれや慣習などは一度覚えてしまうとずっとそのままです。

納棺に先立って行われる湯灌についても最近少し考えが変ってきました。近年ではエンバーミングという衛生管理に優れた手法も登場して衛生上の問題ばかりではなくご遺族を癒すという事にもつながっています。ただ料金がかさむのでまだ一般的ではありません。

また仏儀的な考え方だとお浄土に旅立つ際の身を清める為に湯灌をおこなってきましたがもう一つ別の考え方があるそうです。それは新しい命の誕生であり湯灌は産湯なのだそうです。それを考えると経済的に無理がなければぜひしてあげたい事のような気もします。

今まで湯灌とは葬儀社の売上UPの手段としか認識がなくあまりお勧めはしてきませんでしたが意味を説明する義務があるかもしれません。

これからは毎日忙しさに翻弄されるばかりでなく少し立ち止まる事をしてみようと思います。

相談をしたからといって、必ずしもご依頼いただく必要はございません。

見送る気持ちを何よりも大切にしています。どんな事でもご相談下さい。

少しでも、心のよりどころになれればと思っています。


<対応地域> 国立・立川・国分寺・昭島その他地域は応相談  相談無料 0120-418-731 365日・24時間対応